ネコトスム（猫と住む家）

言わずと知れたLOUDNESSのギタリスト、高崎晃氏の自伝です。自伝と言っても自分で書いた訳ではないのですが、個人的には「へぇ～」「ほぅ～」「あららら」みたいな感じでスラスララ～って感じで読めましたよ。

字もデカいし、そんなにボリュームなかったし（苦笑）


そんなにコアなファンかと聞かれたら、そうでもないんですけど、当時（1984年前後）始めて聞いた時の衝撃はやっぱり相当凄かったです。日本にもこんな音出すバンドいるんだって。

イギリスやアメリカのポップスばかり聞いていた私には、一瞬でLOUDNESSの虜になってしまいました。ただ、ミーハーすぎる私は、彼らがアメリカデビューしたあたりから、ほかのバンドや新しい音楽にどんどん浮気して、今に至るので、その後の彼（彼らの）活動は正直な～んにも知らなかった。

そういう意味では、この雷神～Rising 高崎晃 自伝は、そんな事があったのかぁ～知らんかったわ～みたいな新鮮な情報として読めることが出来ました。


コアなファンには内容が薄いとか、自伝のわりには....みたいなコアなファンだからこそもっと深くしりたいという否定的な口コミ（レビュー）が目に留まるのですが、私のようなLOUDNESSの初期しか知らないモノにとっては興味深々で読めましたよ。

なるべくネタばれしないように感想を書くのは難しいですが、高崎晃氏がヤフオクでギター買ったり、デジマートをよく見ているってのは、ちょっとびっくりといいますか、妙に親近感が湧いてしまいました。（ファンは周知の事実らしいですが）

ここ数年、80年代のクラシック・ロック（80年代でもクラシック・ロックなのか！？）が再注目されているようですが、あの時代、新しく出てきては消えて行く、相当競争の激しかったヘヴィ・メタルシーンにおいて、日本で唯一、世界に名前を刻み込んだのはまぎれもなくLOUDNESSであり、高崎晃氏だったと思います。


LOUDNESS 35周年YEARの今年、また彼らの音に触れてみるのもいいかなぁ～と思っております。お小遣いの枠からはみ出ない程度に音源ゲットしちゃおう～かなぁ～♪

【LOUDNESSオフィシャルサイト】
http://www.loudnessjp.com/jp/